廣田朋也さん(A04観測班)らの論文が国立天文台からプレスリリースされました.『大質量星もガス円盤から誕生? 〜大質量星を回る高温水蒸気のガス円盤を発見』(Hirota T. et al. (2014) Hot Molecular Circumstellar Disk around the Massive Protostar Orion Source I. Astrophysical Journal Letters 782, L28).
第2回生命の起原とアストロバイロジー国際学会-バイオアストロノミー合同大会(2nd ISSOL-the International Astrobiology Society and Bioastronomy (IAU Commission 51) Joint International Conference)(略称:Origins 2014)に協賛させていただくことになりました.
坂井南美さん,酒井剛さん,廣田朋也さん,渡辺祥正さん,山本智さん(A04観測班),相川祐理さん(A03理論班連携)らの論文が東京大学からプレスリリースされました.『生まれつつある原始惑星系円盤で劇的な化学変化:かつて太陽系も経験したか?』(Sakai N. et al. (2014) Change in the chemical composition of infalling gas forming a disk around a protostar. Nature doi:10.1038/nature13000).
ビッグバン以降,様々な構造が形成された宇宙の中で,46億年前に誕生した太陽系において分子がどのように進化し,惑星や地球,そして生命に至ったのかという疑問への答えに近づくことをめざします.宇宙で最も大量に存在する元素(H, C, O, N)からなる氷および有機物に着目し,星間分子雲から原始惑星系までの分子進化の全体像を実験・理論・観測・分析など多様な手法で探求し,惑星系形成の物理過程の解明に化学的視点を加えることをめざします.